竹塚東子(読み)たけのつか とうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹塚東子」の解説

竹塚東子 たけのつか-とうし

?-1815 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
越谷吾山俳諧(はいかい)を,山東京伝に戯作をまなぶ。寛政2年洒落本(しゃれぼん)「田舎談義」,黄表紙「磨光世中魂(みがけばひかるよのなかしょうねだま)」を発表した。文化12年11月13日死去。武蔵(むさし)足立郡竹塚(東京都)出身通称は四郎左衛門。別号に風水坊,竹の塚の翁など。作品はほかに合巻「雷幸蔵轟咄(いかずちこうぞうとどろきばなし)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む