竹本喜世太夫(読み)たけもと きよたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本喜世太夫」の解説

竹本喜世太夫 たけもと-きよたゆう

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
義太夫節。初代竹本義太夫の弟子で,はじめ竹本座出演,師の没後豊竹座にうつった。享保(きょうほう)4年(1719)江戸で「八百屋お七江戸紫」が評判となったが,その後大坂にもどってふたたび豊竹座の大立者になった。通称は播磨屋四郎兵衛。後名は豊竹喜代太夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android