竹本流(読み)タケモトリュウ

精選版 日本国語大辞典 「竹本流」の意味・読み・例文・類語

たけもと‐りゅう‥リウ【竹本流】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃節の一派。竹本義太夫の語りだしたもの。義太夫節。狭義には、豊竹座の東風に対する竹本座の西風の浄瑠璃をいう。
    1. [初出の実例]「われ声にふしを引かする竹本流」(出典:雑俳・へらず口(不及子編)(1734))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android