竹本縫太夫(読み)タケモト ヌイタユウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「竹本縫太夫」の解説

竹本 縫太夫
タケモト ヌイタユウ


職業
義太夫節太夫(文楽)

本名
大島 豊次郎

生年月日
万延1年

経歴
大阪文楽座の竹本勢見太夫の高弟で、長く東京の市村座付として活躍した。世話物が得意で、文楽座盛時には名手として義太夫界の人気一身に集めた。

没年月日
昭和7年 2月19日 (1932年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本縫太夫」の解説

竹本縫太夫 たけもと-ぬいたゆう

1860-1932 明治-昭和時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
万延元年生まれ。義太夫節。大阪文楽座の竹本勢見太夫の弟子。ながく東京市村座付きとして活躍,世話物を得意とした。昭和7年2月19日死去。73歳。本名は大島豊次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android