日本歴史地名大系 「竹林寺廃寺」の解説 竹林寺廃寺ちくりんじはいじ 静岡県:島田市南原村竹林寺廃寺[現在地名]島田市船木 南原大井川下流右岸に広がる洪積台地、牧之原(まきのはら)台地の東端に立地する。すぐ北側には、七世紀代の前方後円墳を含む宮裏中原(みやうらなかはら)古墳群が分布していた。また東には南原(みなみはら)古墳群、南には新(しん)ノ宮(みや)古墳群、西には水掛渡(みずかけど)古墳群・六(む)つ塚(づか)古墳群・庚申塚(こうしんづか)古墳など七世紀代を中心とする古墳群が分布する。これらは当寺院跡の成立にかかわる古墳群と推定される。当遺跡には大正一二年(一九二三)の踏査報告がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by