笏賀庄(読み)くつかのしよう

日本歴史地名大系 「笏賀庄」の解説

笏賀庄
くつかのしよう

伯耆国の最東端、日本海に突出する甲亀こうき山両側の地域と、その背後の丘陵山地を占めたと推定される摂関家領庄園。正嘉二年(一二五八)一一月の東郷庄下地中分絵図の東部に「笏賀」の地名と三つの山並が描かれ、東郷とうごう庄の東に接していた。「和名抄」記載の河村かわむら郡笏賀郷の郷名を継ぐものであろう。なお江戸時代の笏賀庄は、現泊村域の六村と宇野うの(現羽合町)で構成された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む