笛の師(読み)ふえのし

精選版 日本国語大辞典 「笛の師」の意味・読み・例文・類語

ふえ【笛】 の 師(し)

  1. 古代雅楽寮職員。笛を吹くことを教授するもの。〔令義解(718)〕
  2. 笛を吹くことを業とする人。また、笛を巧みに吹く人。笛工(ふえだくみ)笛吹き
    1. [初出の実例]「御門、春宮にも、いとになくおぼす御ふゑのしなれば、つねにさぶらふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む