笠ヶ岳流紋岩(読み)かさがたけりゅうもんがん

最新 地学事典 「笠ヶ岳流紋岩」の解説

かさがたけりゅうもんがん
笠ヶ岳流紋岩

Kasagatake rhyolite

飛驒山脈,笠ヶ岳(標高2,897.5m)を中心に約100km2にわたり分布する白亜紀末~古第三紀初頭の珪長質火山岩類。楕円形の二重コールドロンを形成。基盤は飛驒外縁帯の結晶片岩・古生層,飛驒(船津)花崗岩類,手取層群。流紋岩溶結凝灰岩・同溶岩を主体とし,砂岩泥岩・成層凝灰岩などの水底堆積層を3枚挟有。全層厚3,000m以上。コールドロンの縁に沿って花崗斑岩・斑状花崗閃緑岩からなる環状岩脈が貫入。いわゆるチタン鉄鉱系火山岩で,鉄に富んだ苦鉄質鉱物で特徴づけられ磁鉄鉱を含まない。火山岩および環状岩脈の放射年代はRb-Sr全岩および鉱物アイソクロン年代で68~57Ma, K-Ar鉱物年代で65~56Ma, FTジルコン年代が68~55Ma。奥丸沢花崗岩(54~53Ma)により貫入される。岐阜県(1970)命名参考文献原山智(1990) 1/5万図幅「上高地」,地調

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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