笠松山経塚(読み)かさまつやまきようづか

日本歴史地名大系 「笠松山経塚」の解説

笠松山経塚
かさまつやまきようづか

[現在地名]白鷹町十王 笠松山

白鷹町中心街の東側にそびえる丘陵(標高三五四メートル)頂上部の尾根にそって並ぶ二基の経塚で、昭和六一年(一九八六)に発掘調査が実施された。北側の一号塚は一二・三×九・五メートルの楕円形で、高さ九〇センチ・長さ三メートルの張出し部があり、周囲に浅い溝がめぐる。川原石を組合せて内部を構築した埋納施設から高さ四六・五センチ、径二六センチの円筒形蓋付きの凝灰岩製外容器が出土し、外容器の中から鋳銅製の宝珠鈕かぶせ蓋の経筒が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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