第一着(読み)だいいっちゃく

精選版 日本国語大辞典 「第一着」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐ちゃく【第一着】

〘名〙
① いろいろのことがあるなかで、いちばん先に手をつけるべきこと。
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉一「智力発生の道に於て一着急須は、古習の惑溺を一掃して」
競走などで、いちばん早く決勝点に着くこと。また、そのもの。一着。
茶話(1915‐30)〈薄田泣菫帽子「何米突(メートル)かの徒歩競走に第一着(ダイいっチャク)を取った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報