第三国定住制度

共同通信ニュース用語解説 「第三国定住制度」の解説

第三国定住制度

政府は現在、主に/(1)/難民条約/(2)/第三国定住制度―に基づき、難民を受け入れている。/(1)/は難民と認めるよう日本に申請し、認定された人に在留を許可する。/(2)/は政治的迫害などのために母国を逃れ、近隣諸国に滞在する難民を別の国(第三国)が受け入れる仕組み。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が希望者を募り、日本側が受け入れる人を決める。UNHCRは「母国への自主帰還」や「避難先での定住」と並び、難民問題の解決策として重視している。第三国定住難民は東京都内で約半年間、日本語を学ぶなどした後、定住先となる地域で暮らす。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む