第3.5世代コンピュータ(読み)だいさんてんごせだいコンピュータ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

第3.5世代コンピュータ
だいさんてんごせだいコンピュータ

コンピュータ発達をその主要素子によって区分するときの一つ時代で,超 LSIを組込んだコンピュータをいう。コンピュータの発達はめざましく,1つの世代は数年でしかないので,第3世代の中頃になって第4世代が話題に上るようになり,基本的技術についていろいろと論じられた。その後超 LSIが出現し (1973) ,コンピュータはまたも進歩したが,その進歩は第3世代の延長線上にあるものであって,新しい画期的な第4世代と称するほどのものではないというためらいから,4番目の時代を第 3.5世代という。第4世代と称すべきものは,むしろコンピュータネットワークなどのシステム的観点からより大衆化した形態に対してつけるのが妥当であろう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む