笹の葉(読み)ササノハ

デジタル大辞泉 「笹の葉」の意味・読み・例文・類語

ささ‐の‐は【×笹の葉】

小さい竹類の葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笹の葉」の意味・読み・例文・類語

ささ【笹】 の 葉(は)

  1. 小さい竹類の葉。ささば。
    1. [初出の実例]「小竹之葉(ささのは)はみ山もさやにさやげどもわれは妹思ふ別れ来ぬれば」(出典万葉集(8C後)二・一三三)
    2. 「ささの葉さらさら、のきばにゆれる」(出典:文部省唱歌・たなばたさま(1941)〈権藤はなよ・<著者>林柳波〉)
  2. 湯立(ゆだて)巫女(みこ)神託を受ける時に持つ熊笹の葉。
    1. [初出の実例]「笹の葉へ折々からむみだれ髪」(出典:雑俳・柳多留‐二五(1794))
  3. 酒をいう。
    1. [初出の実例]「ささのはをくむ 酒の事也」(出典:匠材集(1597)四)
  4. ささのはがい(笹葉貝)

ささ‐の‐は【笹の葉】

  1. ささ(笹)の葉

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