林柳波(読み)ハヤシ リュウハ

20世紀日本人名事典 「林柳波」の解説

林 柳波
ハヤシ リュウハ

明治〜昭和期の童謡詩人,教育者,薬学者



生年
明治25(1892)年3月18日

没年
昭和49(1974)年3月27日

出生地
群馬県沼田市

本名
林 照寿(ハヤシ テルヒサ)

学歴〔年〕
明治薬科大学

主な受賞名〔年〕
勲四等瑞宝章〔昭和47年〕,沼田市名誉市民

経歴
在学中より詩や俳句に手を染め、大正12年頃野口雨情と出会い童謡や民謡も書くようになる。童謡誌「しゃぼん玉」に寄稿。「うみ」「おうま」「うぐいす」などで知られる。一方、明治薬科大学の講師となり学校の運営にも参画して、母校の発展に寄与。国民学校音楽教科書編集委員、日本詩人連盟相談役、図書館長などを歴任。昭和51年母校沼田小学校校庭に「おうま」の詩碑が建立された。著書は「木蓮華」「山彦」などのほか薬学研究書なども多数。平成11年柳波賞が創設される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林柳波」の解説

林柳波 はやし-りゅうは

1892-1974 明治-昭和時代の薬剤師,作詞家。
明治25年3月18日生まれ。母校明治薬専(現明治薬大)の経営にも参加詩歌,俳句にすぐれ,「オウマ」「ウミ」「たなばたさま」などの童謡や郷里群馬県内の小中高校の校歌を作詞した。昭和49年3月27日死去。82歳。本名は照寿。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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