笹螽蟖(読み)ササキリ

デジタル大辞泉 「笹螽蟖」の意味・読み・例文・類語

ささ‐きり【×笹螽蟖】

キリギリス科の昆虫体色緑色または褐色で、前翅まえばねなどに黒色部がある。林縁の笹の葉上にすみ、雄は日中ジリジリジリと鳴く。北海道を除く各地分布 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「笹螽蟖」の意味・読み・例文・類語

ささ‐きり【笹螽蟖】

  1. 〘 名詞 〙 バッタ(直翅)目キリギリス科の昆虫。体長一二~一五ミリメートル。体は小形で細長く、全体が暗緑色で、側面、足の先、前ばねなどは黒褐色を帯びる。七、八月ごろ笹の葉の上などでキチ、キチ、キチと続けて鳴く。日本では関東以西の平地に分布。国外では、中国、東南アジアなどに分布する。近似種にホシササキリオナガササキリコバネササキリウスイロササキリなどがある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「笹螽蟖」の解説

笹螽蟖 (ササキリ)

学名Conocephalus melas
動物。キリギリス科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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