笹鉾山古墳群(読み)ささぼこやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「笹鉾山古墳群」の解説

笹鉾山古墳群
ささぼこやまこふんぐん

[現在地名]田原本町大字八尾 山本

奈良盆地の中央部、標高四六メートルの低地に立地する東向きの前方後円墳(一号墳)円墳(二号墳)。平成六年(一九九四)農業用水路整備工事で確認され、同一七年まで五回の調査が行われている。

これらをまとめると、笹鉾山一号墳は墳丘全長五〇・四メートル、後円部径三二・八メートル、同高さ六・二五メートル、前方部推定幅二一メートル、幅約二二メートル。周囲に二重濠を巡らすが、内濠幅九・三メートル、外濠幅最大七メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android