笹間八幡宮(読み)ささまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「笹間八幡宮」の解説

笹間八幡宮
ささまはちまんぐう

[現在地名]花巻市南笹間

南笹間みなみささまに鎮座し、品陀和気命を祀る。法人名は八幡宮で、旧村社。二子飛勢ふたごとばせ(現北上市)内に勧請した二子八幡を中心に旧和賀郡内八ヵ所に建立されたと伝える和賀八所八幡の一。社伝によれば建暦年中(一二一一―一三)創建といい、天文三年(一五三四)京より下向した本山派修験万法院秀全が法力を発揮して和賀氏に召招えられ、当宮初代の別当になったと伝える。和賀氏没落後、慶長五、六年(一六〇〇、〇一)岩崎一揆では六代別当全教が討死したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む