筆架(読み)ヒッカ

デジタル大辞泉 「筆架」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐か【筆架】

筆をもたせかけておく台。筆掛け

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「筆架」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐か【筆架】

  1. 〘 名詞 〙 使ったふでをのせかけておく台。ふでかけ。筆床。筆格
    1. [初出の実例]「夜持経打囲碁。予勝。筆架一〈胡銅龍〉持経進之」(出典看聞御記‐永享七年(1435)九月三日)
    2. 筆架〈婚礼道具諸器形寸法書〉
      筆架〈婚礼道具諸器形寸法書〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「筆架」の読み・字形・画数・意味

【筆架】ひつか

筆かけ。〔開元天宝遺事、天宝下、占雨石〕學士に一錦り。鏤(ほ)りて筆架と爲し、常に硯席に置く。天、雨ふらんと欲(す)るに、ち此の石架、津出づること汗の如し。逡(しゆんじゆん)して雨ふる。

字通「筆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android