筆格(読み)ひつかく

精選版 日本国語大辞典 「筆格」の意味・読み・例文・類語

ひつ‐かく【筆格】

〘名〙
① 筆かけ。筆もたせ。筆架
蔭凉軒日録‐延徳元年(1489)九月二八日「松東岡持古銅筆格一〈蛟龍〉引合十帖来」 〔陸亀蒙‐和襲美江南道中懐茅山広文南陽博土詩〕
筆法
浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)一「惣じて筆の伝授といっぱ、永字の八法筆格の十六点、名をそれぞれに云に及ばず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「筆格」の読み・字形・画数・意味

【筆格】ひつかく

筆架。

字通「筆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android