筋無力症症候群(読み)きんむりょくしょうしょうこうぐんいーとんらんばーとしょうこうぐん(その他表記)Myasthenic Syndrome

家庭医学館 「筋無力症症候群」の解説

きんむりょくしょうしょうこうぐんいーとんらんばーとしょうこうぐん【筋無力症症候群(イートン・ランバート症候群) Myasthenic Syndrome】

[どんな病気か]
 神経末端にあるアセチルコリンを放出する部位に対する抗体こうたい)ができ、十分な量のアセチルコリンを放出できなくなるためにおこる病気です。多くは、肺がんやほかのがんにともなっておこります。
[症状]
 疲れやすく、筋肉に力が入らなくなりますが、同じ動作を続けていくうちに、しだいに力が出てくるのが特徴です。
[検査と診断]
 末梢神経(まっしょうしんけい)を連続刺激する筋電図検査で、低頻度刺激では漸減現象が、高頻度刺激では漸増現象がみられるのが特徴です。
[治療]
 がんなどの元にある病気の治療が第一です。
 薬物療法では、4アミノピリジンや免疫抑制薬(めんえきよくせいやく)も有効といわれています。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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