末梢神経(読み)まっしょうしんけい

精選版 日本国語大辞典 「末梢神経」の意味・読み・例文・類語

まっしょう‐しんけい マッセウ‥【末梢神経】

〘名〙 脳・脊髄から分かれて体表体内の諸器官に達する神経線維運動神経知覚神経自律神経に分かれる。〔現代語解説(1924‐25)〕

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デジタル大辞泉 「末梢神経」の意味・読み・例文・類語

まっしょう‐しんけい〔マツセウ‐〕【末×梢神経】

末梢神経系

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百科事典マイペディア 「末梢神経」の意味・わかりやすい解説

末梢神経【まっしょうしんけい】

動物神経系のうち,中枢神経末端の効果器ないし受容器とを結ぶ神経脳脊髄神経系自律神経系からなり,前者はさらに脳神経脊髄神経に分けられる。ヒトでは12対の脳神経と31対の脊髄神経があり,その中の神経繊維は求心性・遠心性の両種に分化し,各種の反射,ひいては一般に身体内の神経性相関に末梢経路の役をつとめる。→中枢神経系
→関連項目交通枝座骨神経神経系神経痛知覚異常麻痺

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家庭医学館 「末梢神経」の解説

まっしょうしんけい【末梢神経】

 神経系を電気にたとえると、脳は発電所、脊髄(せきずい)は変電所、末梢神経は、変電所から各家庭に電気を届ける電線に相当します。
 脳からは12対の脳神経が、脊髄からは31対の脊髄神経が出ています。そして交通整理されながら、道路のようにからだのすみずみにまで走っています。この末梢神経には、運動神経や感覚神経(かんかくしんけい)、自律神経(じりつしんけい)が含まれます。

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毛髪用語集 「末梢神経」の解説

末梢神経

脳や脊髄などの中枢神経から、手足、目、耳、皮膚、内臓など全身に広がっている神経のこと。脳の命令を手足に伝えたり、その逆に、目や耳、皮膚などで得た情報(刺激)を脳に伝えるといった働きをしている。

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