筍梅雨(読み)タケノコヅユ

デジタル大辞泉 「筍梅雨」の意味・読み・例文・類語

たけのこ‐づゆ【×筍梅雨】

伊勢伊豆地方の船乗り言葉から》たけのこの出る陰暦4、5月ごろに吹く南東風のこと。湿気が多く、雨を伴うことが多い。筍流し。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「筍梅雨」の意味・読み・例文・類語

たけのこ‐づゆ【筍梅雨】

〘名〙 筍の出る頃に吹く東南の風。伊勢・伊豆地方の船乗りのことば。《季・夏》 〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android