箕作り(読み)みつくり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「箕作り」の意味・わかりやすい解説

箕作り
みつくり

箕を製造する人のこと。また山窩 (さんか) のことをいう。箕は穀物の選別,運搬に用いる農具の一種で,縦を竹にして,藤,山漆,山桜などの皮を横に入れたものが最高とされた。他の竹製品に比べ高度な技術を要し,普通は箕作りを専業とする人々の手でつくられ,破損した部分の修理もこの人々が農家の間を巡回して行なった。山中を漂泊する山窩を箕作りと呼んだのは,この人々の手で箕がつくられる場合が多かったためである。箕作りによって全日本箕作製作者組合が結成 (1949) されたことがある。

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