山桜(読み)ヤマザクラ

デジタル大辞泉の解説

やま‐ざくら【山桜】

山に咲いている桜。
バラ科の落葉高木。山地に自生する桜。樹皮は灰色で、横に皮目が走り、葉は倒卵形で先がとがる。4月ごろ、新葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、紫黒色の実を結ぶ。本州中部以南に分布。 春》「足弱を馬に乗せたり―/漱石

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

やまざくら【山桜】

福島の日本酒。60%精の米とうつくしま夢酵母で仕込む特別純米酒ほか純米大吟醸酒がある。原料米は五百万石。仕込み水は自家井戸水。蔵元の「の川酒造」は明和2年(1765)創業ウイスキー焼酎などの製造も手がける。所在地は郡山市笹川。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

大辞林 第三版の解説

やまざくら【山桜】

山中に咲く桜。
バラ科の落葉高木。宮城県以西の山野に生え、栽植もされる。樹皮は濃褐色で横に裂け目がある。葉は長楕円形で無毛。春、紅褐色の新葉とともに、淡紅色の五弁花を二~五個散房状に開く。材は家具・器具・版木用。 [季] 春。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

山桜 (ヤマザクラ)

学名:Prunus jamasakura
植物。バラ科の落葉高木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

やま‐ざくら【山桜】

〘名〙
① 山にある桜。山に咲く桜の花。山の桜。⇔家桜。《・春》 〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
古今(905‐914)春上・五一「山ざくら我が見にくれば春霞峰にもをにも立ち隠しつつ〈よみ人しらず〉」
② バラ科の落葉高木。本州の宮城県以西、四国、九州の山地に生えるサクラの一種。高さ一〇メートルに達する。樹皮は暗灰褐色。葉は長楕円形、縁にはするどい二重鋸歯(きょし)がある。若葉は赤褐色。春、葉と同時に淡紅色で径二~三センチメートルの五弁花を開く。果実は小さく暗紫色に熟す。北海道、本州北部を除く各地に野生する代表的なサクラ。《季・春》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
③ 紋所の名。②の花を図案化したもの。
④ 明治三七年(一九〇四)、専売制実施の最初に発売された四種の巻きタバコの一つ。
※東京二六新聞‐明治三七年(1904)六月二二日「煙草が官業になると共に、紙巻に敷島、大和、朝日、山桜の四種が出来るさうだ」

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