デジタル大辞泉 「山桜」の意味・読み・例文・類語 やま‐ざくら【山桜】 1 山に咲いている桜。2 バラ科の落葉高木。山地に自生する桜。樹皮は灰色で、横に皮目が走り、葉は倒卵形で先がとがる。4月ごろ、新葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、紫黒色の実を結ぶ。本州中部以南に分布。《季 春》「足弱を馬に乗せたり―/漱石」[類語]桜・葉桜・夜桜・豆桜・彼岸桜・江戸彼岸・枝垂れ桜・紅枝垂れ・大島桜・里桜・八重桜・桜桃・染井吉野 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「山桜」の意味・読み・例文・類語 やま‐ざくら【山桜】 〘 名詞 〙① 山にある桜。山に咲く桜の花。山の桜。⇔家桜。《 季語・春 》 〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「山ざくら我が見にくれば春霞峰にもをにも立ち隠しつつ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春上・五一)② バラ科の落葉高木。本州の宮城県以西、四国、九州の山地に生えるサクラの一種。高さ一〇メートルに達する。樹皮は暗灰褐色。葉は長楕円形、縁にはするどい二重鋸歯(きょし)がある。若葉は赤褐色。春、葉と同時に淡紅色で径二~三センチメートルの五弁花を開く。果実は小さく暗紫色に熟す。北海道、本州北部を除く各地に野生する代表的なサクラ。《 季語・春 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕③ 紋所の名。②の花を図案化したもの。④ 明治三七年(一九〇四)、専売制実施の最初に発売された四種の巻きタバコの一つ。[初出の実例]「煙草が官業になると共に、紙巻に敷島、大和、朝日、山桜の四種が出来るさうだ」(出典:東京二六新聞‐明治三七年(1904)六月二二日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「山桜」の解説 やまざくら【山桜】 福島の日本酒。60%精米の米とうつくしま夢酵母で仕込む特別純米酒。ほかに純米大吟醸酒がある。原料米は五百万石。仕込み水は自家井戸水。蔵元の「笹の川酒造」は明和2年(1765)創業。ウイスキー、焼酎などの製造も手がける。所在地は郡山市笹川。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「山桜」の解説 山桜 大蔵省専売局が1904年に発売した国産の紙巻たばこ。日露戦争の戦費調達を目的として施行された煙草専売法のもとで発売された最初の口付たばこ4銘柄のひとつ。4銘柄中最も安い。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「山桜」の解説 山桜 (ヤマザクラ) 学名:Prunus jamasakura植物。バラ科の落葉高木,園芸植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by