算盤の珠はずれ(読み)そろばんのたまはずれ

精選版 日本国語大辞典 「算盤の珠はずれ」の意味・読み・例文・類語

そろばん【算盤】 の 珠(たま)はずれ

  1. 計算した以外の金。表向きでない余分な金。帳簿に記入されていないもうけ。一説に、そろばんの珠が間に合わない、けたはずれの大金
    1. [初出の実例]「そろばんの玉はづれお、しこため山と出かけて、おごりおきわめましゃう」(出典:黄表紙・金々先生栄花夢(1775)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む