表向き(読み)オモテムキ

デジタル大辞泉の解説

おもて‐むき【表向き】

内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「表向きの理由」「表向き出張ということにしておく」
表立つこと。表ざた。「この話は表向きにしないでもらいたい」
政府・役所などの公的な機関。また、そこで扱う事柄。特に、訴訟。「表向きに申し出る」
幕府や藩で政治をつかさどる所。また、その方面の仕事。⇔奥向き
店の仕事。家業。
「万(よろづ)にかしこき人もがな、跡を預けて、―をさばかせ」〈浮・五人女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おもてむき【表向き】

他人に知られること。表ざた。 「約束の内容は-にはしない」
(副詞的にも用いる)世間体のために取り繕った見せかけ。 「 -(は)病気ということにした」
公の場。公の事柄。
政務を執る所。幕府。政府。 「 -の沙汰」
(商家で)店。
奥向き 「跡を預けて-をさばかせ/浮世草子・五人女 3

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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