箱入娘(読み)はこいりむすめ

精選版 日本国語大辞典 「箱入娘」の意味・読み・例文・類語

はこいり‐むすめ【箱入娘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. めったに外へも出さないように、大事に育てられた娘。秘蔵娘。箱入れ娘。はこいり。はこ。
    1. [初出の実例]「よき価ひを待てうらめやと親や思ふ玉のやうなるはこいり娘」(出典:狂歌・狂歌続ますかがみ(1740))
  3. 平たい箱の中に、父・母・兄・娘などと名前が記された、形と大きさのちがう駒が並べてあり、わずかの空きを利用して、これらの駒を動かし、娘の駒を決められた位置まで移動させる遊び。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「箱入娘」の解説

箱入娘

1935年公開の日本映画監督小津安二郎原作:弐亭三石、脚本野田高梧池田忠雄撮影:茂原英雄。出演田中絹代飯田蝶子、阪本武ほか。

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