箱桁橋(読み)はこげたはし(その他表記)box girder bridge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「箱桁橋」の意味・わかりやすい解説

箱桁橋
はこげたはし
box girder bridge

桁橋で,普通に用いられる断面形がI形の桁の代りに,箱形の断面をもつ桁を並べて架設した橋をいう。箱の断面形としては,長方形,逆梯形などがある。箱桁は,I形桁に比べてねじりに対する抵抗が非常に強いので,特にねじりを受けやすい場合やスパンの長い桁橋に使用される。世界で最初の箱桁橋は,1850年にイギリスのメナイ海峡で架設されたブリタニア橋 (スパン 142m) で,箱の中を列車が走るユニークなものであったが,その後 100年間箱桁橋は架設されていない。 1950年代になって,ドイツ,ライン川の橋梁で戦災復興に際し,従来のトラスや吊橋に代って,200m以上のスパンの箱桁橋が架設され,桁橋の適用支間長が飛躍的に伸びた。日本でも,50年代の後半から多くの箱桁橋が架設されている。

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