節略(読み)せつりゃく

精選版 日本国語大辞典 「節略」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りゃく【節略】

〘名〙 塩梅して省くこと。適当に省いてへらすこと。省略
公議所日誌‐一二・明治二年(1869)五月大意を節略して以て呈す」
一年有半(1901)〈中江兆民〉二「思ふに是れ痛く節略を加へたるものなる可し」

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デジタル大辞泉 「節略」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りゃく【節略】

[名](スル)適当に省いて減らすこと。省略。
箇条を―して左に記し」〈子規・墨汁一滴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「節略」の読み・字形・画数・意味

【節略】せつりやく

要略

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