節略(読み)セツリャク

デジタル大辞泉 「節略」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りゃく【節略】

[名](スル)適当に省いて減らすこと。省略
箇条を―して左に記し」〈子規・墨汁一滴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節略」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りゃく【節略】

  1. 〘 名詞 〙 塩梅して省くこと。適当に省いてへらすこと。省略。
    1. [初出の実例]「大意を節略して以て呈す」(出典:公議所日誌‐一二・明治二年(1869)五月)
    2. 「思ふに是れ痛く節略を加へたるものなる可し」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android