篆隷(読み)テンレイ

精選版 日本国語大辞典 「篆隷」の意味・読み・例文・類語

てん‐れい【篆隷】

  1. 〘 名詞 〙 篆書と隷書。篆書体と隷書体
    1. [初出の実例]「字有篆隷八分之異、真行草藁之別」(出典:性霊集‐四(835頃)春宮献筆啓)
    2. [その他の文献]〔水経注‐穀水〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「篆隷」の読み・字形・画数・意味

【篆隷】てんれい

篆書と隷書。〔水経注、穀水〕魏の正始中、古篆隷三字石經を立つ。~石四十枚、廣さ三十

字通「篆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android