篠田実(読み)シノダ ミノル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「篠田実」の解説

篠田 実(初代)
シノダ ミノル


職業
浪曲

肩書
日本浪曲協会名誉顧問

生年月日
明治31年 2月16日

出身地
京都府

経歴
明治42年早川浅吉に入門、浅右衛門となる。翌年本名の篠田実を名乗る。大正末から昭和初期、浪曲「紺屋高雄」「倉橋伝助」「孝子五郎正宗」などで一世を風びした。昭和43年引退。

受賞
勲五等双光旭日章〔昭和48年〕

没年月日
昭和60年 9月23日 (1985年)


篠田 実(2代目)
シノダ ミノル


職業
浪曲師

肩書
日本浪曲協会副会長

本名
磯 勝一(イソ カツイチ)

出身地
茨城県

経歴
昭和30年に浪曲の世界に入り、43年2代目篠田実を襲名。「紺屋高尾」など江戸の人情ものを得意にした。

没年月日
平成2年 7月8日 (1990年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「篠田実」の解説

篠田 実(1代目)
シノダ ミノル

大正・昭和期の浪曲師 日本浪曲協会名誉顧問。



生年
明治31(1898)年2月16日

没年
昭和60(1985)年9月23日

出身地
京都府

主な受賞名〔年〕
勲五等双光旭日章〔昭和48年〕

経歴
明治42年早川浅吉に入門、浅右衛門となる。翌年本名の篠田実を名乗る。大正末から昭和初期、浪曲「紺屋高雄」「倉橋伝助」「孝子・五郎正宗」などで一世を風びした。昭和43年引退。


篠田 実(2代目)
シノダ ミノル

昭和・平成期の浪曲師 日本浪曲協会副会長。



没年
平成2(1990)年7月8日

出身地
茨城県

本名
磯 勝一(イソ カツイチ)

経歴
昭和30年に浪曲の世界に入り、43年2代目篠田実を襲名。「紺屋高尾」など江戸の人情ものを得意にした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠田実」の解説

篠田実(初代) しのだ-みのる

1898-1985 大正-昭和時代の浪曲師。
明治31年2月16日生まれ。41年早川浅吉に入門し,早川浅右衛門を,のち本名の篠田実を名のる。大正12年レコードにふきこんだ「紺屋高尾」が大ヒット。「赤穂義士伝」なども得意とし,昭和30年代までひろく人気をあつめた。昭和60年9月23日死去。87歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の篠田実の言及

【紺屋高尾】より

…情にほだされた高尾が,年季あけ後その職人に嫁ぐはなしで,講談,浪花節,落語,小芝居の演目となっている。とくに〈遊女は客にほれたといい……〉の文句の,篠田実(1898‐1985)による浪花節は一世を風靡した。【矢野 誠一】。…

※「篠田実」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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