20世紀日本人名事典 「篠遠喜人」の解説 篠遠 喜人シノトオ ヨシト 昭和期の遺伝学者 国際基督教大学名誉教授;染色体学会名誉会長。 生年明治28(1895)年2月20日 没年平成1(1989)年9月16日 出身地長野県 学歴〔年〕東京帝大理学部植物学科〔大正9年〕卒 学位〔年〕理学博士 主な受賞名〔年〕紫綬褒章〔昭和41年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和46年〕 経歴昭和18年東京帝大教授、28年国際基督教大学教授、46年学長などを歴任。遺伝学者メンデルを日本に初めて本格的に紹介した人として知られ、60年日本メンデル協会を設立した。著書に「遺伝学史講」「メンデル」「十五人の生物学者」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠遠喜人」の解説 篠遠喜人 しのとお-よしと 1895-1989 昭和時代の遺伝学者。明治28年2月20日生まれ。昭和18年母校東京帝大の教授。28年国際基督(キリスト)教大教授となり,のち同大学長。染色体の核型分析の研究で知られ,科学史の紹介にもつとめた。無教会派クリスチャンで,「篠遠喜人私訳新約聖書」を刊行。平成元年9月16日死去。94歳。長野県出身。著作に「メンデル」「遺伝学史講」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by