粋を利かす(読み)スイヲキカス

デジタル大辞泉 「粋を利かす」の意味・読み・例文・類語

すいか・す

物事処理に粋人ぶりを発揮する。特に男女間の愛情に関して、第三者がものわかりよくとりさばく。「―・して二人の仲をとりもつ」

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精選版 日本国語大辞典 「粋を利かす」の意味・読み・例文・類語

すい【粋】 を 利(き)かす

  1. 粋を十分に発揮する。気をきかして、情愛に関する事柄などをものわかりよくさばく。
    1. [初出の実例]「サア合点ぢゃ合点ぢゃ、すぐに二階へ連れましてと、何かはなしにすいを聞かし顔」(出典:浮世草子・枕童児抜差万遍玉茎(1751‐64頃)第二話)

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