粋を利かす(読み)スイヲキカス

デジタル大辞泉 「粋を利かす」の意味・読み・例文・類語

すいか・す

物事処理に粋人ぶりを発揮する。特に男女間の愛情に関して、第三者がものわかりよくとりさばく。「―・して二人の仲をとりもつ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粋を利かす」の意味・読み・例文・類語

すい【粋】 を 利(き)かす

  1. 粋を十分に発揮する。気をきかして、情愛に関する事柄などをものわかりよくさばく。
    1. [初出の実例]「サア合点ぢゃ合点ぢゃ、すぐに二階へ連れましてと、何かはなしにすいを聞かし顔」(出典:浮世草子・枕童児抜差万遍玉茎(1751‐64頃)第二話)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む