粗製濫造(読み)ソセイランゾウ

デジタル大辞泉 「粗製濫造」の意味・読み・例文・類語

そせい‐らんぞう〔‐ランザウ〕【粗製濫造/粗製乱造】

粗悪な品をむやみにつくること。

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精選版 日本国語大辞典 「粗製濫造」の意味・読み・例文・類語

そせい‐らんぞう‥ランザウ【粗製濫造・粗製乱造】

  1. 〘 名詞 〙 粗雑な作り方をした品物をやたらに多く作ること。
    1. [初出の実例]「常に粗製濫造及び得意競争を戒め斯業の発達を謀り居れり」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉二)

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四字熟語を知る辞典 「粗製濫造」の解説

粗製濫造

粗雑な作り方をした品物をやたらに多く作ること。

[活用] ―する。

[使用例] それに近頃弁士も粗製濫造の傾がありまして[大辻司郎*漫談集―演説苦笑|1929]

[使用例] 一門につき二発ずつ射ってみたんですが、とんでもない方角へゆく。粗製濫造の歩兵砲なんですね[丸谷才一*贈り物|1966]

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