粟粒結核症(読み)ぞくりゅうけっかくしょう(その他表記)miliary tuberculosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「粟粒結核症」の意味・わかりやすい解説

粟粒結核症
ぞくりゅうけっかくしょう
miliary tuberculosis

結核菌が血流により全身に散布され,灰白色の粟粒大の結核結節が,肺のほか,脾臓,肝臓,腎臓,髄膜などの各臓器に生じる状態。初感染に引続いて起ることが多いが,感染後長期間経ってから起る晩期型のものもある。急死することもあるので,早期の診断が必要であるが,初期には高熱のみでX線写真にまったく写らないことがある。ストレプトマイシンに始る化学療法剤の開発によって,予後は著しくよくなった。

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