粟羊羹(読み)アワヨウカン

デジタル大辞泉 「粟羊羹」の意味・読み・例文・類語

あわ‐ようかん〔あはヤウカン〕【×粟羊×羹】

練りようかん一種で、糯粟もちあわを主原料にしたもの。粟粒全体に浮き出ている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粟羊羹」の意味・読み・例文・類語

あわ‐ようかん あはヤウカン【粟羊羹】

〘名〙
① 滋賀県大津市坂本の銘菓同地日吉神社供御とする粟を用いて作ったようかん。
茶の湯菓子で有名な大阪市鶴屋八幡製の名菓。粟粒の色を表面に生かしたようかんで、明治初期、北九州のもち粟を蒸して、わび茶用に作ったもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android