粳稲(読み)ウルシネ

デジタル大辞泉 「粳稲」の意味・読み・例文・類語

うる‐しね【×稲】

うるちがとれる稲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「粳稲」の意味・読み・例文・類語

うる‐しね【粳稲・粳】

  1. 〘 名詞 〙 粘り気のすくない米、または粟。もちに対して普通の米。うるち。うる。うるしめ。〔本草和名(918頃)〕

粳稲の補助注記

シネは、イネ(稲)が複合語の後部にくるときの古形で、他にアラシネ(荒稲)・ニキシネ(和稲)などがある。ウルは、潤うの意とするのが普通だが、オロ(愚)に通じる不十分・未熟の意とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粳稲」の読み・字形・画数・意味

【粳稲】こうとう

うるち。

字通「粳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「粳稲」の解説

粳稲 (ウルシネ・ウルチイネ)

植物。粳種の稲または粟の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android