精巣上体(読み)セイソウジョウタイ(その他表記)epididymis

翻訳|epididymis

デジタル大辞泉 「精巣上体」の意味・読み・例文・類語

せいそう‐じょうたい〔セイサウジヤウタイ〕【精巣上体】

精巣精管との間にある屈曲した細い管。精子を貯蔵する部位で、精巣の上部から後部にかけて覆いかぶさっている。副睾丸ふくこうがん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「精巣上体」の意味・わかりやすい解説

精巣上体
せいそうじょうたい
epididymis

副睾丸のこと。睾上体ともいう。精巣に付着した器官で,ヒルとかナメクジ様の形をしている。中は極端に曲りくねった1本の管である。精巣の精細管でつくられた精子は,精巣上体を通過する間に最終的な成熟をとげて,射精時期を待つ。精巣上体は細菌感染による炎症を起しやすい。 (→副睾丸炎 )  

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百科事典マイペディア 「精巣上体」の意味・わかりやすい解説

精巣上体【せいそうじょうたい】

副睾丸

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世界大百科事典(旧版)内の精巣上体の言及

【副睾丸】より

…精巣上体,睾上体ともいう。男性の性器の一部で,精子の輸送路。…

※「精巣上体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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