コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

精液瘤(読み)せいえきりゅう(英語表記)Spermatocele

家庭医学館の解説

せいえきりゅう【精液瘤 Spermatocele】

[どんな病気か]
 副睾丸(ふくこうがん)にある精子(せいし)を運ぶ管のどこかに閉塞(へいそく)がおこり、逆流した精子によって、睾丸や副睾丸の周囲に精液の入った袋状のものができる病気です。
 20歳から50歳代の人におこりますが、痛みなどの症状はありません。
 触れて偶然に発見されることが多いのですが、大きくなると陰嚢(いんのう)が腫(は)れて、陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)(「陰嚢水腫(精巣水瘤)」)との区別がむずかしいこともあります。
 陰嚢に懐中電灯をあてると、精液瘤は光を通します。針を刺すと乳白色の液体がとれ、穿刺液を検査して精子が発見されれば診断がつきます。
 精液瘤は、小さくて症状がなければ治療の必要はありませんが、大きいものは手術して取り除きます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

精液瘤の関連情報