母親のおなかにいる時には、赤ちゃんのおなかのなかにあった
陰嚢が大きくなります。痛みはありません。赤ちゃんの陰嚢を後ろから懐中電灯で照らして、
超音波検査で陰嚢にたまっているものが水分であることを確認します。
ほとんどの場合、1年ほどで自然に吸収されるので経過をみます。2歳を過ぎても水が吸収されない場合や陰嚢が異常に大きい場合は、手術をすることがあります。針を刺して水を出す方法は、治るのを遅らせることがあるといわれ、今日ではあまり行われません。
乳児の場合は手術せずに経過をみますが、1年たっても変わらない時や、だんだん大きくなっていく時や痛がる時は、小児科医に相談してください。
金子 一成
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
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