精神科学序論(読み)せいしんかがくじょろん(その他表記)Einleitung in die Geisteswissenschaften

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「精神科学序論」の意味・わかりやすい解説

精神科学序論
せいしんかがくじょろん
Einleitung in die Geisteswissenschaften

ディルタイ哲学の出発点を形成する記念碑的な未完主著で,1883年刊。執筆目的は序文に明確であり,歴史学派の歴史的方法と意識事実の分析を可能とする体系的方法との結合を通じて,自然諸科学とは区別された精神諸科学の内在的な哲学的基礎づけを行うことにある。第1巻の本論は「精神科学の基礎づけ」「形而上学支配崩壊」の2編から成り,第2巻以降は書かれなかった。

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