本論(読み)ほんろん

精選版 日本国語大辞典 「本論」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ろん【本論】

〘名〙
① 主となる論。根本の論。
※米沢本沙石集(1283)一〇本「浄土宗の本論(ホンロン)也」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「夫はほんの冒頭なので、本論は是からなのです」
話題にしている、この論。
※前期自然主義文学(1949)〈瀬沼茂樹〉一「本論の最初引用に」

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デジタル大辞泉 「本論」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ろん【本論】

議論論文などの中心となる部分。「話が本論に入る」
この論。この論文・議論。

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普及版 字通 「本論」の読み・字形・画数・意味

【本論】ほんろん

主たる論説

字通「本」の項目を見る

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