精選版 日本国語大辞典 「糟取雑誌」の意味・読み・例文・類語 かすとり‐ざっし【糟取雑誌】 〘 名詞 〙 低俗、扇情的な内容の記事を主とする雑誌。「かすとり(糟取)②」が下等であること、また、それを三合飲めば酔いつぶれるのと、三号でつぶれる(廃刊)ことにいいかけたことによる。[初出の実例]「そこで私は、桂子と、夜昼なしの愛欲生活を送りながら、カストリ雑誌なぞにしきりに書きはじめた」(出典:野狐(1949)〈田中英光〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例