糟取雑誌(読み)かすとりざっし

精選版 日本国語大辞典 「糟取雑誌」の意味・読み・例文・類語

かすとり‐ざっし【糟取雑誌】

  1. 〘 名詞 〙 低俗、扇情的内容記事を主とする雑誌。「かすとり(糟取」が下等であること、また、それを三合飲めば酔いつぶれるのと、三号でつぶれる(廃刊)ことにいいかけたことによる。
    1. [初出の実例]「そこで私は、桂子と、夜昼なしの愛欲生活を送りながら、カストリ雑誌なぞにしきりに書きはじめた」(出典:野狐(1949)〈田中英光〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む