紀州うすい(読み)きしゅううすい

事典 日本の地域ブランド・名産品 「紀州うすい」の解説

紀州うすい[豆類]
きしゅううすい

近畿地方和歌山県地域ブランド
和歌山県産のうすいえんどう。特に、御坊市周辺で多く栽培されている。温暖な気候で育つため、他産地に比べて甘味が多く大粒。旨味成分であるグルタミン酸も豊富である。昭和初期に水田裏作として導入され、栽培が始まった。2006(平成18)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5005548号。地域団体商標の権利者は、和歌山県農業協同組合連合会。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「紀州うすい」の解説

紀州うすい

和歌山県産のウスイエンドウ。なにわの伝統野菜「碓井えんどう」を原種とする改良種で、明治期より同県で広く栽培されている。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android