デジタル大辞泉 「約言」の意味・読み・例文・類語 やく‐げん【約言】 [名](スル)1 要約して言うこと。また、その言葉。「約言すればこういう趣旨になる」2 約束した言葉。「約言をたがえる」3 「約音」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「約言」の意味・読み・例文・類語 やく‐げん【約言】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① ( ━する ) つづめていうこと。かいつまんでいうこと。要約していうこと。また、そのことば。約語。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕② =やくおん(約音)③ 約束したことば。やくごん。[初出の実例]「仍帰宅之処、壺一、青蚨一緡携レ之、約言之間罷二向姉小路許一云々」(出典:実隆公記‐明応五年(1496)五月二五日)[その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一二年〕[ 2 ] 江戸後期の儒学書。一巻。広瀬淡窓著。文政八年(一八二五)初稿。同一一年改稿。前外題「敬天説」。淡窓の主義信条とする敬天説について三六則にわたって論述したもの。敬天は殊途同帰、百慮一致の大道であり、六経の旨すべてここに回帰すると説く。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例