紅梅の匂い(読み)こうばいのにおい

精選版 日本国語大辞典 「紅梅の匂い」の意味・読み・例文・類語

こうばい【紅梅】 の 匂(にお)

  1. 女房装束または懐紙などの襲(かさね)色目の名。下を濃い紅梅に、次第に上を薄い色にしたもの。紅梅匂い。
    1. [初出の実例]「一品宮は紅梅のにほひに、濃き打ちたる、梅の織物の表著」(出典:栄花物語(1028‐92頃)歌合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む