紅葉たふ(読み)モミタウ

デジタル大辞泉 「紅葉たふ」の意味・読み・例文・類語

もみた◦う〔もみたふ〕【紅葉たふ/黄葉たふ】

[連語]《動詞「もみつ」の未然形反復継続助動詞」。上代語紅葉している。
「百舟のつる対馬の浅茅山しぐれの雨に―◦ひにけり」〈・三六九七〉

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精選版 日本国語大辞典 「紅葉たふ」の意味・読み・例文・類語

もみた‐・う‥ふ【紅葉う・黄葉う】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「もみつ(紅葉)」の未然形に、反復・継続を表わす助動詞「ふ」の付いたもの ) 紅葉している。木々の葉が色づいている。
    1. [初出の実例]「百船のはつる対馬の浅茅山時雨の雨に毛美多比(モミタヒ)にけり」(出典万葉集(8C後)一五・三六九七)

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