日本歴史地名大系 「紅葉村」の解説 紅葉村もみじむら 茨城県:鹿島郡鉾田町紅葉村[現在地名]鉾田町紅葉巴(ともえ)川北岸の丘陵上にあり、東は菅野谷(すげのや)村。常陸大掾系図によれば、鎌倉初期に常陸大掾氏の一族鹿島三郎成幹が北方の守りとして、四子助幹を派遣して以来、数代にわたり持寺氏の所領下に置かれたが、持寺氏は上杉禅秀の乱に際して禅秀側に一味し、郡中の一族と争って所領を没収された。応永二四年(一四一七)一〇月の烟田幹胤軍忠状案(烟田文書)に<資料は省略されています>とあり、隣村大和田(おおわだ)の地頭烟田氏が没収地の領有を強く幕府に申請している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by