
(文)(ぶん)。〔説文〕十三上に「亂るるなり」とあり、前条の縮も同訓。縮は糸の長短についていい、紊はその色についていう。また「
書に曰く、條
りて紊れず」と〔書、盤庚上〕の文を引く。條(条)は糸の筋目をいう。〔説文通訓定声〕に
(紋)は左形右声、紊と同字であるとするが、
は紋理・花紋の意に用い、用義の異なる字である。
立〕紊 ミダル・マガフ・アヤ
n、
biu
nは声義近く、また
(紛)phiu
n、泯mienも同系の語。交わりみだれることをいう。
▶・紊煩▶・紊紛▶・紊乱▶・紊裂▶
紊・
紊・虧紊・淆紊・弛紊・侵紊・衰紊・繁紊出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...