納が付く(読み)おさまりがつく

精選版 日本国語大辞典 「納が付く」の意味・読み・例文・類語

おさまり【納】 が 付(つ)

  1. 事件、問題点などがうまく解決する。しずまる。
    1. [初出の実例]「彼(かの)老爺天狗にさらはれて後何事をかする、チト納(ヲサマ)りがつかねへの」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)
  2. 物事のつり合いがとれる。安定する。
    1. [初出の実例]「陣笠に立葵(たちあふひ)の紋の付いたぶっ割(さ)き羽織でも着なくっちゃ納(ヲサマ)りの付かない紐だ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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